コンバージョンを上げるには、あの手この手工夫するしかない

WEBプロデューサーの上尾です。

お問い合わせを増やすには、2つの方法があると言う話をしました。
詳しくは、こちらをご覧ください。

本日は、2つ目の方法である、ホームページを訪れた訪問者の「コンバージョンを上げる」方法についてです。

ホームページの欠点を補修する

まず、ホームページの欠点、つまりダメなところを改善します。

ユーザの導線設計が悪い、使い勝手が悪い、表示速度が遅い、わかりにくい表現等は修正すれば、すぐに効果が現れます。

以外に初歩的なことに見えますが、例えば、文字が読みにくい、導線がわかりづらい、どこをクリックしていいかわからない等が原因で、ユーザは離れてしまいます。

使いにくいホームページに対しては、お客様は忍耐強くはありません。ほぼ3秒間に、このホームページにとどまるべきか否か、お客様は瞬時に判断します。

ですので、今のホームページのマイナス面を補修するという事は、すぐに取り掛かることができ、かつコンバージョンを上げる近道です。

オーソドックスなやり方ですが、ホームページを作った時期が昔であればあるほど、この改善効果は劇的なことがあります。

もし御社のホームページが作られて、少なくとも3年以上経っている場合には改善の余地が十分にあります。

例えはやや悪いですが、数学が苦手な子供でも、ちょっとやれば30点を60点ぐらいまであげることは簡単なのと、同じです。

最後の一押し

新規の訪問者数の流入を増やし、ホームページを使いやすくして、どれだけたくさんの見込み顧客のターゲットとなるユーザーを集めたとしても、最後のアクション「問い合わせボタン」を押してもらわないと何の意味もありません。

最後のアクションをどうやって起こしてもらうか、ここが知恵の絞りどころです。

よくあるのは、最後のアクションを起こさせるためのコンテンツを作ることです。

ページを訪れた人が、思わずクリックしてしまうようなタイトルのコンテンツを置いておくわけです。

これはB2Cビジネスで最近よく行われている方法ですが、無料のノウハウ集や、住宅リフォーム事例、今すぐ引っ越しする方のためのチェックツール等を提供し、代わりに「お問いあわせ」ボタンを押してもらうやり方です。

人は感情で動く

中小企業・製造業でのホームページを考えた場合、内容は御社のお客様が欲しがりそうな情報、役立つ情報であることが大事です。

そして中味の内容が濃いか薄いかはともかく、中味が素晴らしそうなタイトルがついていることが最も大事です。

「欲しい」というのは、理屈ではなく、感情です。そして人は、理屈ではなく感情で動きます。

「思わずクリック」にもってゆくには、ホームページを訪れた人の感情に訴えるようなコンテンツであると、すくなくともタイトルだけはそのように見せる必要があります。

(感情に訴えるタイトルを考えるにはコツがありますが、それは別の機会に書くことにします。)

このようなコンテンツを、ある程度まとまったリーフレットやパンフレット等の形にしてホームページに置いておきます。そして、このパンフレットやリーフレット等をダウンロードするために、お客様の情報登録が必要になるような仕掛けを作っておくわけです。

最後のアクションに誘導するコンテンツは、なるべく御社の商材と関係するものや、御社独自の内容のものが良いと思います。製造業であれば、顧客事例や製品のカスタマイズ情報等もよいでしょう。御社独自の調査内容等でも良いかと思います。このあたりは、業種業態に応じて知恵と工夫を出すべきところです。

ウェブ解析とコンバージョン

さて、いろいろな工夫をし、苦労してコンテンツを作成したら、オシマイではありません。コンテンツ作成した後こそ、ウェブ解析で効果を検証してください。

そもそも該当ページにたどり着くまでに至っていないのか、該当ページまでにた取り次いても、クリックされていないのか、経路を分析して、改善してゆくことでコンバージョンをあげてゆきます。コンバージョン率を上げるためには、見出しテキストを変えてみる等、あの手この手の工夫が必要です。

何をどのように改善すればよいのか、の仮設づくりにウェブ解析は役立ちます。

ご一読いただき、ありがとうございました。

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