WEBプロデューサーの上尾です。
今回は、中小規模企業のホームページと、中小規模企業の広報活動の関係について、お話しようと思います。
あわせて、ホームページで自社製品をどうやって宣伝するかと言う話をします。
ホームページと紙との深い溝
私が思うにどの企業様も、ホームページと紙を別々に考えすぎていると思います。
紙であろうがホームページであろうが、コンテンツは同じなのに、両者の間には深い溝があります。
紙のチラシやカタログを新しくしても、ホームページの更新を忘れている、またはまったく行っていない会社が多すぎます。
デジタルとアナログの差はあっても情報提供は、一貫性があるべきなのです。
例えば、毎年定期的に会員様を集めてイベントを行っている会社様があるとします。
そのご案内のチラシや紙媒体から、ホームページへ誘導しアクションを起こさせるような仕掛け、シナリオを作っているでしょうか?
そもそも、チラシやカタログにホームページのQRコードを印刷しているでしょうか?
ホームページ経由で事前登録や参加費を前払いした会員の方に特典等を与えているでしょうか?
ソーシャルによる拡散を行っていますか?
ホームページにお客様を誘導したら動画等、デジタル媒体でしか伝えられない情報を見せているでしょうか?
紙媒体とホームページと組み合わせて、こういったシナリオを創って、広報戦略をつくっていってほしいのです。
紙では真似できない、ホームページの利点
ホームページに誘導して最終的な目標となるアクションを起こしてもらうこと、ここが最終の目的です。
なぜ、ホームページにいちいち誘導するか、紙ではできないホームページの利点はなんでしょうか?
それは、お客様の情報を、お客様のパーミッションを得て提供していただくこと、効果測定ができることにあります。
お客様のデータはログ情報含めて残ります。どのキャンペーンで登録してくれたのか、何の製品に興味があるのかが、デジタルデータとして残るのです。
デジタルデータとして残ると、分析データとして活用できるのです。
すぐにビッグデータ解析とまではゆかなくとも次回のキャンペーンや、アンケート等に活用してお客様との距離を縮めることに役立ていることができます。
このような一貫した目的をもって、御社独自のシナリオを、紙媒体とホームページを組み合せて考えておくと、いろいろな効果計測がやりやすくなります。
どうやって自社独自のシナリオをつくるかわからないというお客様、効果計測をどうやってよいかわからないというお客様は、こちらからメール等でお気軽にお問合せください。
ご一読いただき、ありがとうございました。