最新のマーケティング手法を追いかけるのに疲れた企業担当者様へのアドバイス

最新のマーケティングの手法を追いかけるのは大変に疲れます。
かく言う私もそうです。
いくら好きとはいっても、新しいものがアメリカから次から次と出ると、正直「またか出たか!」と思ってしまいます。

しかし、今日は疲れたマーケティング担当者様へ1つ良いアドバイスがあります。カスタマージャーニーと言う考え方です。

カスタマージャーニーとは何か
カスタマージャーニーの重要性
カスタマージャーニーを知っていると得なこと
カスタマージャーニーの作り方

カスタマージャーニーとは何か

カスタマージャーニーとは何でしょうか。
カスタマージャーニーとは、ある理想の顧客を想定し、その顧客が全く自社を知らない状態から自社の優良な顧客になってくれるまでを1つの「旅」として捉えて、顧客の感情や行動の変異を図にしていく手法です。

顧客の感情面・心理面を考えるというところが、このマーケティング手法のポイントです。
コロナ禍ですので、考えたり戦略を練ると言う時間ができていると思います。
こういう時代だからこそ、戦略の深堀をしていただければいいと思います。

カスタマージャーニーの重要性

なぜ、カスタマージャーニーが大事なのでしょうか。
こう思ったきっかけは、私の後輩が相談してきた事に理由があります。
彼はline@の最新のマーケティング手法を紹介するビデオ送ってくれました。
内容をよく見るとline@のステップと言う手法を使ったもので、このline@のステップを使えば月々何百万稼げると、そう言った類のお話でした。

line@のステップは、典型的なマーケティングの自動化手法です。
1つのメッセージの後に、次のメッセージを自動的に送ることによって、見込み顧客の絞り込みを自動で行うことができると言うものです。それをLINE上で、ステップ構築に慣れていないユーザでも、ステップが組めるようにしてあると言うものです。

これは10年前に、電子メールで流行ったステップメールと考え方はほぼ同じです。ターゲットになる顧客が、LINEユーザであるか自社で集めたリストでやるのか、ただそれだけの違いです。

手法が変わっても、顧客のカスタマージャーニーはそれほど大きく変化していない、メディアつまり顧客との接点が変わっただけの話なのです。

カスタマージャーニーを知っていると得なこと

カスタマージャーニーを知っていると、新しいツールに触れるたびに判断に迷うことが少なくなります。
カスタマージャーニーが1つの判断の軸になるからです。
例えば今のline@にしても自社のカスタマージャーニーに照らし合わせて、深掘りする意味があると思えばその手法を深掘りすればいいのです。
逆に自社のカスタマージャーニーに照らして、どう考えてもLINEと言うメディアは自社の顧客に合わないと思った場合、その手法に踊らされる必要はありません。
このようにカスタマージャーニーと言う軸があれば、大きく時間が節約できるのです。

カスタマージャーニーの作り方

カスタマージャーニーをどうやって作るか、その作り方ですが、これは厳密に定まったやり方があるわけではありませんが、大まかな型というものがあります。別のブログで追加しようと思います。