「集客」と「問合せを増やす」の違いについて

WEBプロデューサーの上尾です。

B2B向けのビジネスを展開されている企業様にとって、ホームページからの問い合わせをどうやって増やすかということは、一番の関心事だと思います。

問い合わせを増やすためにはどうすればいいかと言う話をします。

「集客」と「問合せを増やす」ことの違い

考えていただきたいのは「集客をする」と言う事と、「御社にとって意味のある問い合わせを増やす」ということは、全く別次元のことだということです。

今、月あたりの引き合い、つまり問い合わせが仮に10件だったとします。ではこの問い合わせ数を20件つまり倍にしたいとしましょう。単純にアクセス数を2倍に増やせば

問い合わせ数は増えるものでしょうか?

よく、ネット広告業や広告代理店の方なら、「集客をするのお任せください」のような広告が入ると思います。彼らは、人を集める=アクセス数増加を商売としています。しかし、ホームページのアクセスを増やしてせば、本当に比例して問合せは増えるものでしょうか?

残念ながらそうではありません。

アクセス数を増やす手段や方法は、広告出稿からSEO対策まで、いろいろあります。

仮にSEO対策が成功して、ランディングページにアクセスが集中したとします。

問題は、その集中したアクセスが、本当に御社の引き合いに結びつくかどうかです。言い換えればアクセスの「質」が問題なのです。

引き合いや売上に結びつかない10万のアクセスよりも、本当に貴社に関心を持っている1000のアクセスのほうが意味がある、ということです。

ただ集客することだけにお金をかける意味があまりないということもご理解いただけると思います。

 

本当に売り上げに結び付く「質の高い」ホームページへのアクセス流入を、どうやって集めるか。

ウェブ解析で、PDCAを回す

そもそも「質の高い」アクセスと、「質の低い」アクセスとは何がどう違うのでしょうか?

本当に引き合いに結びついているアクセスがどこから来ているのでしょうか?

問い合わせという最終アクションに至るまでに、どのようなコンテンツに興味を持っているのでしょうか?

このようなことを考えてゆくための手助けになるのが、ウェブ解析です。ホームページ戦略を考える上で基礎的なデータを把握できます。

まず、御社のホームページには、御社がターゲットとして想定しているユーザが来てくれているでしょうか?

そして、引き合い=コンバージョンに至っているでしょうか?

現実をしっかり把握して、次にターゲットとする顧客を増やすにはどうすれば良いのか作戦を練ってゆきます。

闇雲に思いついたことをやってゆくのは、時間と費用の無駄になりがちです。

ウェブ解析で、定期的に基礎的な数字を確認してゆくことによって、効果のある施策、ない施策を数字で把握できるようになります。

御社にとって、意味のある「良質なユーザ」にホームページに来てもらうためには、このPDCAを回してゆくことが、遠回りに見えて最も近道だと思います。

つまりターゲットにあわせたコンテンツを充実させると言うことです。

もちろん、ウェブ解析で、すぐに全ての数字が説明できるわけではありません。

しかし、売上数字と、ウェブ解析の数字、ホームページ経由での引き合い数を見てゆくことによって、今のホームページがどの程度約にたっているのか等について、データを用いて説明することが徐々にできるようになって来ると思います。

ウェブ解析で、現状把握する方法がよくわからないという場合は、お気軽にお問い合わせください。
ご一読いただき、ありがとうございました。

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