2019年マーケティングオートメーション事情

お客さまからのご依頼で、マーケティングオートメーションを調べました。

最近、マーケティングオートメーションという言葉は旬を過ぎているワードなのだそうです。
既に今日本国内だけでも数えきれないほど、マーケティングオートメーションツールが乱立しています。

いろいろ調べてみえてきたこともありますので、2019年1月時点でのトレンドや気づいたことをお伝えしようと思います。

なお、今回は中小~中堅企業が使える、B2B向けマーケティングオートメーションという規模感で調査しました。
中堅~大企業向けであればまた別の風景が見えてくると思いますが、ご参考までに。

料金体型

マーケティングオートメーションは、SaaS形式で提供されることが多く、料金体系は大きく
言って以下の3つのものがあります。
1従量制課金
PV、メール配信、顧客データ数の数に応じて課金されます
2ユーザ数課金
サービスを利用しているユーザ数によって課金されます。
3定額制
利用しているユーザ数、顧客データ数、ページビューなどのメール配信とは一切関係な
く月額で料金が固定されているものです。

B2B企業であれば、当然ながら、月額固定性がベストなのは言うまでもありません。しかしも
しこれが無理な場合は、ユーザ数課金がセカンドベストと言えましょう。

マーケティングオートメーションを使っていれば自然に顧客データの数は増えます。その時
に料金が段々とマーケティング費用が上がっていくのは予算管理上ストレスになります。
定額制もしくはユーザ数課金など、料金の変動をなるべく抑えられるものを選んだ方が良い
でしょう

他ツールとの連携

今回調べて特に驚いてことは、マーケティングオートメーションも他のツールとの連携が進
んでいることです。
広告配信機能、名刺管理サービスとの連携からCRM(顧客管理)との連携まで、各々のマーケ
ティングオートメーションのツールによって多様な幅があります。

この手のツール連携はお客様が何をやりたいかによって必要なものが変わってきます。
自社がマーケティングオートメーションを導入するにあたって、最低限の前提条件は何なの
かを確認して選ぶようにしてください。

なお名刺入力代行サービスは、よいものを見つけたのでご案内します。

名刺管理サービス メイシー
https://maysee.jp/
こちらの良いところは、筆まめからSalesforce、ZohoCRMまで入力した名刺データをそれぞれ
のアプリに対応した形式で出力してくれます。すぐに使えて便利です。

CRMとの連携

前項の他ツールの連携とも関連します、CRM(顧客管理)との連携はこれからのマーケティン
グオートメーションには必須であると思います。

というのも、マーケティングオートメーションで新規のリード獲得を目指していく過程で必
ず、既存顧客のデータが混じってくるからです。

「あれ、このお客さま、既存のお客さまだよね?」ということが以外に多く、実際に運用ス
タートしてみると、既存顧客のデーターベースと連携できず不便に思うことが何度も出てき
ます。

これまで顧客管理データーベースがない企業様は、マーケティングオートメーションの導入
に合わせて、顧客管理データベースを検討された方が良いと思います。

価格面は機能が高く、価格も非常にこなれたものがで出てきています。これまでのようにCRM
=高額と言うイメージは捨てていただいた方が良いです。

また、既にセールスフォースなど顧客管理データベースがある場合、顧客管理データベース
と連携できるツールを選んだ方が賢いです。顧客データのクリーニング、移行はそれなりに
力仕事だからです。

以上大まかにマーケティングオートメーションを選ぶポイントをざっくりお話ししましたが
細かいご質問がある方は、お気軽にご連絡ください。

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