先週、Zoholics言うユーザ向けイベントに参加してきました。
ZOHOというのは、CRMサービスの1種で、言ってみれば格安のSalesforceといったところです。ZOHOのホームページはこちら
アメリカの大手のソフトウェア会社、例えばMicrosoftやGoogleなどではこういったユーザと開発者が直接触れ合えるようなイベントはよくありますが、日本までやってくる会社はとても珍しい。
私もZOHO CRMのユーザなんですが、当初イベントにはそれほど期待してはいませんでした。
ただ日本のオフラインコミュニティーに入っていたことと、超格安の招待券が来たのでなんとなく参加してみたのです。(ZOHO日本法人に御礼申し上げます。)
ヨイショするわけではないけど、良い意味で想像を裏切られました。非常によかったです。
常々、Salesforceの価格に高さに辟易してて、CRMの最低限の機能を使うなら、ZOHOで十分じゃないかと思っていました。
今日はその感想とZOHOと言う会社について書きます。
ZOHOという会社について
ZOHOという会社についてはよく知りませんでしたが、このイベントで良くわかりました。
インドをベースにしたソフトウェアの開発会社で、なんと20年間業績が右肩上がりの会社です。
クラウドベースの顧客管理のソフトを作ったのが約10年前。
なんとこの会社は非上場で、外部から投資は一切受けていません。そして負債もないという極めて堅実な経営をされている会社です。独立でやっているというところは好感もてます。
ソフトウェアはほぼ自社開発です。
セッション内容
開発者が登壇して、最新機能やセキュリティ等について直接ユーザに説明するのですが、会場からの質問もかなり活発でした。
英語、日本語取り混ぜて、会場からは実際のユーザから質問が次々に出されていました。
どうやって使いこなすか、データの移行をどうするか等実践的な内容についてや、AIと今後の傾向等についての開発の方向性についての質問などです。
セキュリティーについては詳しいセッションがありました。
セキュリティーの専門会社がZOHOの子会社にあり、25人のホワイトハッカーが常に自社製品をウォッチしていると言うことです。
GDPRにも完全に対応しています。縦断爆撃にあっても壊れないデータセンター内にデータが保管されていると言うことで会場の笑いを買っていました
会場の雰囲気はとても良かったです。有料のイベントだけあって銀座の高級弁当まで出してくれて、結構なおもてなしでした。
次回はZOHOの特徴と他のCRMツールとは何が違うのかと言う事について書きます。