先週はSEO対策の功罪についてお話ししましたが、そうは言っても自社の検索順位を少しでも上げたいのが人情です。
今日はSEOを進める上で便利なツール類と使いみちについて説明します。
Google公式のSEOチェックツール
GoogleがSEO対策のチェックツールを新しくしました。
その名もライトハウスLightHouse「灯台」
これまでGoogleはスピードアップインサイトと言う名の画面の表示速度を測定するツールを公式ツールとして公開していましたが、今回のライトハウスは、表示速度やUX UI（ユーザエクスペリエンス/ユーザインターフェイス）の評価項目に加えて、SEOと言う評価項目が追加されました。
ウェブマスター向け公式ページ ライトハウスLightHouse
使いみちあれこれ
Chromeのプラグインとして誰でも無料で利用できます。
使い方は簡単、プラグインをインストールして、評価したいホームページのURLを入力するだけです。すると自動的にGoogleが各項目を採点してくれます。
使ってみての感想ですがSEOの監査項目については、基本的なことが多いです。
むしろ最低限のSEOの項目がクリアできているかと言う監査的な意味合いが大きい。親切に修正すべき点まで示してくれるので、その通りにすればGoogleに嫌われないページにはなります。
Google公式ツールなので、Googleがそれぞれのホームページを評価しているのかと言うことがよくわかります。これは、競合他社比較に使えます。
ちなみにお客様のサイトと、その競合サイトとを比較してみたところ、SEOの項目点数は3社ともほぼ100点でした。
ビジネス的に競合他社に勝つには、という回答をくれるわけではなく、あくまでもGoogleが示す作法に則っているかを確認するツールです。
ただ、自社で劣っているところ、例えば表示速度が遅い、という課題があたっとして、「競合他社がどうなっているか」ということを簡単に調査できる便利なツールです。
Googleの公式ツールなのでこれから内容が充実していく事は十分に考えられます。その意味では注意しておいた方が良いツールかもしれません。
しかし、皆様が興味がある事は、「結局どんな内容について書いたらいいのか」と言うことではないでしょうか？次はそのヒントになるツールについてです。
