ペルソナマーケティングが古いと言うのは本当か?

ペルソナマーケティングという言葉をご存知でしょうか。
ペルソナマーケティングはもう古いと言う方もおられますが、私は決してそうは思いません。
今の時代だからこそ、ペルソナを設定する事はとても大事なことだと思っています。
今日はこのペルソナマーケティングとは何かということについてと、その重要性についてご説明したいと思います。

なぜペルソナマーケティングが必要なのか

ペルソナマーケティングが大事なのは、今の時代でメディアが恐ろしいほど多様化してきたからです。
昔はカタログや紙媒体だけで充分でした。お金のある会社しかCMをTVで流すことはできませんでした。
大半の会社は紙媒・チラシだけのマーケティングでしたのでそれほど悩む必要はありませんでした。

しかし今はどうでしょうか。

たいていの会社様はホームページを持っています。Eメールをやられている会社もあります。SNSもあり動画をやってらっしゃる会社もあるかもしれません。

そして、各々の担当者はほとんどチームで動いています。

ペルソナと言う人物像がしっかりしていないとそれぞれのメディアでメッセージがバラバラになり一貫性がなくなってしまうのです。

例えばメルマガでは、あることを表現するのに「A」と言うキーワードを使いSNSのチームでは同じことを表現するのに「B」と言う表現を使う。

このような調子ですと同じターゲットを想定していることを、受け取る側は理解できなくなってしまいます。

メッセージの一貫性がなくなると言うのはこういうことです。

ペルソナを作るメリット

ペルソナをしっかりと定義しておけば、それぞれの業務担当の人がどんなターゲットを相手にしているのかのイメージを共通で持つことができます。

共通で持つことができれば、例えば同じAと言うことを表現するのにも同じようなキーワードで統一することができます。


こういったことの積み重ねでメッセージの一貫性ができてきます。

これによって訴求効果は上がりますし、ターゲットがより明確になるのでメディアの間の相乗効果も出てくるでしょう。

無駄な費用も節約できることもあると思います。

ペルソナの作り方

ペルソナの作り方のポイントは、その人物の1日の生活パターンが想像できるまで細かくやることがポイントです。


ペルソナマーケティングでうまくいってらっしゃらない場合は、そのペルソナの想定が甘い場合が多いです。


B2Bのお客様であっても、顧客の学歴、その方の家族構成、その方が1日どういう生活を送っているか、そしてどういう気持ちでどのメディアに向かっているのかその心理面まで掘り下げることが大きなポイントです。


これはそのメディアに向かっているときにどういう気持ちでいるのかと言う心理状態を想像するために必要だからです。その心理状態に合わせたキャッチコピーを作ってゆくことができるようになります。

以上がペルソナについてご説明でした。ご不明な点がありましたらFacebookまたはお問い合わせのメールからご連絡ください。

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