言語AIについて衝撃 プログラムまで書いてくれる!?

言語AIについて衝撃の日経記事。

2021年5月の記事でしたが、あまりにもビックリだったので、その後調べたことも併せてメモとしてまとめました。

Googleの独壇場だった言語AIが変わる

いままでGoogleの独壇場だった言語AIですが、昨年5月に公開されたGPT-3は人間と間違うぐらい自然な文章を自動生成できるようになっています。

GPT-3は「Generative Pretrained Transformer」の略で、1750億個のパラメータを使用した「文章生成言語モデル」でオープンAIという非営利団体で開発されています。現在は実験段階で、APIは限られた参加者しか公開されていません。

が、実験段階で、文章要約だけではなく、簡単な絵やHTMLコードまで人間が書いたかのように自然な仕上がりで書いてしまうらしい。唯々びっくり。

人工知能は予想よりも早く、身近になるかもしれません。

APIを実際に触ってみた方が、どのくらい凄いのか実際に触ってみた記事が
こちらに載ってます。この方自身がプログラマーなので危機感がひしひしと伝わってきます。

ちょっとでもHTML書いた人はわかる。これは、凄いと思います。
https://cubeglb.com/media/2020/07/22/gpt-3-gamechanger/

オープンAI(OpenAI)とは?

GPT-3は文字通り3代目。

人工知能AIの社会的インパトを考えたイーロン・マスクをはじめとする有力な実業家・投資家が2015年に人工知能AIを研究する非営利団体を立ち上げました。

オープンAIのホームページはこちら

当初は非営利団体でしたが、どうも最近普通の企業になったようです。


DALL-E(ダリ)という言葉から絵を自動生成するAIもテスト公開されています。「アボガドの形をした椅子」と喋ると、勝手にAIがいろんな椅子をつくってくるわけです。アイキャッチの画像は、AIが作った画像です。

DALL·E: Creating
Images from Text

GPT-3は限定公開なので、オープンAIのホームページから待ち行列に並び、テスターにならないと使うことはできません。

このGPT-3の独占ライセンスをMicrosoftが取得したと発表しました。

それほど遠くないうちに、Microsoft製品にこのGPT-3の一部は組み込まれてゆくことでしょう。

簡単に喋った言葉で、プログラムや絵を自動生成してくれる、エクセルで勝手にAIが予測してくれる、ノンプログラマーとしては楽しみな時代がやって来るかもしれません。

Microsoft、汎用言語モデル「GPT-3」のライセンス取得

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