WEBプロデューサーの上尾です。
今の世の中、ホームページは会社であればIR上においても、とりあえず作っておかなければいけない類のものです。
ホームページの良い制作業者をどうやって選んだらいいのかという悩みをよくお聞きします。
今回は、業界内部の人間から見たホームページの制作業者の選び方をお教えします。
委託業者の対応
まず第一に定期的な報告・レポート・提案があるかどうかです。
仮にレポートを提出してくれるとしても、機械で自動抽出したレポートを出してくるのか、それとも人間が考えた提案的な内容があるのか、そこがポイントです。
2つ目はホームページの修正や依頼事に対して、反応が早いか、報告が早いか、納期を厳守してくれているかと言うところを見て下さい。
ホームページの数字の変化
さらにもし、同じホームページ制作業者がリニューアルを1回経験していた場合は
リニューアルの直後で訪問者数やページビューが落ちているかどうか、についても確認しましょう。
リニューアルの時にページビューが落ちると言う事はちょっと工夫をすれば回避することができます。しかし、そのちょっとの手間を惜しんでやらない業者も多いのです。厳密に行ってホームページの制作とは、範囲が違うのでやらなくても問題は無いのですが、そのちょっとの手間を惜しんでいるかどうかが、ページビューや訪問者数の減少に響いてくることが多いのです。
委託金額との釣り合い
定期的な報告があり、依頼したことに対してもすぐに回答してくれているなら、その業者の方
は、まともな業者でまずは及第だと思います。
特に提案も何もなく、依頼したことに対して翌日やっとメールの返信が来るという状態であれば、その業者でなくてはならない理由はありません。
貴社の業種業態、ビジネスを得意としている制作業者に変更してもよいでしょう
しかし定期的にレポートや報告はおろか新たな提案もなく、業者を変えてもいいかもしれません。
ただ、ここでもう1つ考えていただきたいのは、その業者の方に月額どのくらいの額でホームページの
メンテナンスをお願いしているかということです。
ホームページの制作業者も人間です。
「ホームページなんて誰でもチョチョットやれば簡単にできるんでしょ」と言うような方が多いのですが、このあたりは、認識を改めていただきたい部分です。
「チョチョット簡単に」やるためにホームページ制作関係者は、日々勉強しています。
技術の変化が早いので新しいことを学び続けなくいてはいけません。動いているのは人間である以上、
動けるだけの費用がなければホームページ業者の方も提案など、してはくれません。
東京で、エアコンのクリーニングや電気機器の修理依頼をちょっとしても、自宅に来ていただいたら1~2万円。しかも作業時間は、1時間程度です。
比較対象が違うというのは重々承知の上ですが、同じ技術者のやることです。変化が早く常に勉強し続けなくてはならないエンジニア・コーダーの人件費は安すぎると、個人的には思います。
正直言って、月1万円ちょっとしかホームページにかけていないのならば、まともな提案やレポート等を要求すること自体無理があると思います。
業者の方が動ける程度の人件費はどうかご準備下さい。そしてちゃんと新しい技術を学んでいるホームページ制作業者の方を選んでください。
今のホームページの業者に任せておいて大丈夫なのか、不安に思われた方、ご相談に応じます。
ご一読いただき、ありがとうございました。